Saeのハナウタ散歩

歩いたり、歌ったり、作ったり、感じたり。 それだけのこと。

父旅立ち。

お正月を待たずに、12月28日23時35分に旅立ちました。

現実的な思いと、少し夢見ているような感覚と、時々気持ちに過ぎる寂しさと、複雑な感情の中、30日のお通夜、31日の葬儀を無事終えることができました。

父が脳梗塞で倒れて15年。後遺症の左半身麻痺、うつ病から母の献身的な看病と明るさでいろいろな出来事に向き合い乗り越えながら令和という新しい時代に突入。今年の8月には直腸癌からの貧血で救急搬送され、なんとか一命を取り留め1ヶ月で退院でき、その後はまた自宅での看護。だんだんと食が細くなると同時に、声も発することがやっとになり、28日夕飯で母が食事を少し与え、その後眠ったまま息を引き取りました。

最後は急でしたが、父が旅立つまで本当に長い時間、沢山のことを与えてくれました。眠っているようなお顔は何もかもを受け止めて、すっきりしたような表情でした。それが何よりも救いです。

ご近所の方や親戚、友人、そして大切な人に助けられました。感謝しかありません。

ありがとうございました。

そして喪中になり新年のご挨拶は控えさせていただきます。